DOOM』トンデモ移植の発端と言えるデジタルカメラ

20世紀末に『DOOM』の移植が確認された端末は、KodakのDC260デジタルカメラ。このデジタルカメラは海外で1997年に(国内では1998年)に発売されたモデルで、スクリプト言語に対応したFlashPoint TechnologyのDigita OSを搭載しています。ちなみに、対応しているデジタルカメラはDC260だけでなくKodakのDC220やDC290、HPのC618やC912、PENTAXのEI-200やEI-2000も含まれるようです。この移植は「何でも移植」の原点であるのかもしれませんが、まさかこの初代リリースから20年でPC/コンソールだけでなくありとあらゆるデバイスに移植されるとは当時の人も思いつかなかったでしょう。

イルーナ戦記 RMT