FPS『CS:GO』

問題となっているのは、Valveが違法賭博サイトと指摘されているそれらのサイトに対してSteam Linkを介した認証を許可していること。原告は、このことからValveが賭博サイトを支援している状況にあると説明しました。また、賭博のチップとして使われている「スキン」はSteamのマーケットプレイスを介して現金などと取引でき、その手数料を受け取ることでValveが利益をあげている構造を指摘。『CS:GO』の売上と利益を増加するため、Valveが意図的にギャンブル要素をゲームに追加したとしています。

訴訟の参考資料にもなっている、2016年4月20日に米経済誌ブルームバーグに掲載された『CS:GO』で横行するギャンブルの違法性を指摘した記事では、こうした違法賭博で、2015年には推定300万人以上が23億ドルの賭けに興じたと報告。多くの未成年者がギャンブラーとして賭けており、最大で数千ドルの損害を生んでいる状況を説明しています。

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